解答:ア
ソフトウエア開発とその取引の適正化に向けて、それらのベースとなる作業項目を一つ一つ定義し、標準化したものは、SLCP(Software Life Cycle Process:ソフトウエア・ライフ・プロセス)である。
SLCPはソフトウエア開発における企画、要件定義、開発、運用と保守の作業を標準化してまとめた枠組み(フレーム)のことである。SLCPを規格化したものとして、共通フレーム2007(SLCP-JCF 2007)がある。
共通フレームを使用することで、システムの開発側とユーザ間で共通認識を持つことができるため、認識の違いから発生するトラブルを防ぐことができる。
- イ
- WBS(Work Breakdown Structure)は、システム開発作業を、詳細な作業に分割するための図である。
- ウ
- オブジェクト指向は、データとプログラムを一体化したオブジェクトを組み合わせてソフトウエアを開発する技法である。
- エ
- データ中心アプローチは、システムに必要なデータに着目して、システムの設計・開発を行う技法である。