平成22年度春期マネジメント系

解答：ア

プロジェクトマネージャの役割の一つとして、プロジェクトの進み具合を管理し、プロジェクトの進行状況を上司や発注者に報告することである。このため、プロジェクトの開始前に報告や連絡体制の確立をする必要がある。もし、報告や連絡体制が確立していないと、プロジェクトの進ちょくに支障をきたしたり、プロジェクトの進ちょくを正確に把握できないからである。

イ

発注者に進捗報告を行うときは、開発担当者が作成した進捗報告をそのまま使用しない。開発担当者が作成した進捗報告には、発注者に不要な情報が含まれているからである。発注者に必要な情報だけをまとめたもので報告する。

ウ

口頭で連絡すると、勘違いや聞き違いが起こる可能性がある。場合によっては、言った言わないの水掛け論になる。このようなことを防ぐためにも、記録が残る文書で連絡を行う。

エ

プロジェクトの進捗状況確認のために関係者全員を毎回招集しては、大規模なプロジェクトでは効率が悪い。このため、プロジェクトの進捗状況確認の会議は、関係者全員ではなく必要な人間だけで行う。