A社,B社の売上高及び営業利益のグラフの説明として,適切なものはどれか。
解答と解説
解答:イ
解答群すべてに共通するのは、売上高伸び率と2008年の売上高営業利益率の比較である。したがって、グラフより売上高の伸び率と2008年の売上高営業利益率を求め解答群のアからエの記述をそれぞれ検証していけばよい。売上高の伸び率は、以下の式で求められる。
売上高の伸び率=対象の売上高÷基準の売上高
売上高営業利益率は、以下の式で求められる。
売上高営業利益率=営業利益÷売上高×100
A社とB社の売上高伸び率は、2006年を基準にし、2008年の売上高から求める。
A社の売上高伸び率 1,200÷1,000=1.2 B社の売上高伸び率 1,200÷600=2
2008年の売上高営業利益率を求める。
A社の売上高営業利益率 500÷1,200×100≒41.7% B社の売上高営業利益率 475÷1,200×100=39.6%
以上から、解答群イのA社はB社より売上高の伸び率が低いが、2008年の売上高営業利益率は高い。という記述が適切である。