解答:エ
親会社が子会社を含めた主従関係にある二つ以上の会社からなる企業集団を一つの企業とみなして、親会社がその企業手段についておこなう決算を連結決算という。
一企業がおこなう決算と同様で、貸借対照表、損益計算書とキャッシュフロー計算書を作成する。ただし、連結決算の場合は、貸借対照表を連結貸借対照表、損益計算書を連結損益計算書、キャッシュフロー計算書を連結キャッシュフロー計算書という。
資産と負債、純資産などを対比して示す財務諸表は、連結貸借対照表である。
連結株主資本等計算書は、企業集団のお金において、純資産がどう変動したかを表した計算書である。連結損益計算書は、企業集団がどれだけ利益を上げたかを表す財務諸表である。連結キャッシュフロー計算書は、企業集団のお金の流れを表す財務諸表である。
連結決算に関する財務諸表に関する問題であるが、貸借対照表、損益計算書とキャッシュフロー計算書の意味が理解できれば解答できるので、それぞれの意味を理解しておくことが大切である。